メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

男子学生車から血の付いた刃物押収

女子生徒の遺体が見つかった民家=石川県能登町宇加塚で2017年3月11日午前8時4分、金志尚撮影

 石川県能登町の民家で10日夜、町内に住む県立能登高校1年の池下未沙さん(16)が口と手を粘着テープで縛られ遺体で見つかった事件で、県警は11日、民家に出入りしていた男性が乗っていた乗用車から血の付いた刃物を押収したと発表した。男性は長野県松本市に住む国立大農学部1年の男子学生(21)で、10日午後7時40分ごろに石川県穴水町の国道470号で車にはねられ、11日昼に死亡した。県警は、男子学生が女子生徒の殺害に関与した疑いが強いとみて、刃物に付いた血痕の鑑定を急いでいる。

 司法解剖の結果、女子生徒には首や肩などに複数の切り傷があり、死因は首の静脈損傷による失血死だった。死亡推定時刻は10日午後7時ごろで、吹奏楽部の練習を終えた女子生徒が無料通信アプリ「LINE(ライン)」で母親に「迎えに来てほしい」と伝えた約30分後だった。

 女子生徒が殺害された約40分後、男子学生が軽乗用車にはねられる交通事故があった。県警珠洲(すず)署員が事故の関係先として民家を訪ねると、かつて住んでいた男子学生の祖父が既に亡くなっているのに電灯がともっていた。不審に思った署員が民家に踏み込むと、1階居間で女子生徒があおむけで倒れていたという。

 男子学生が事故現場まで乗って行った乗用車の車内からは血痕が見つかっておらず、県警は女子生徒が殺害された場所はこの民家とみている。男子学生は車に飛び込んで自殺を図ったとみられる。

 男子学生の両親=金沢市在住=が県警に説明したところによると、この学生は今月8日ごろ、祖父宅だった空き家の民家がある能登方面に1人で向かったという。県警は男子学生と女子生徒の携帯電話を押収し、メールやLINEの通信履歴を解析しているが、現段階で2人の間のやりとりは確認されておらず、面識はなかったとみている。【道岡美波、中津川甫】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 高校野球 PL学園の脱退届受理 大阪府高野連
  2. 栃木・那須の雪崩 雪の中からうめき声 救助隊「がんばれ」「寝るな」 訓練強行に疑問
  3. 成田凌 めいっ子誕生で“イクメン”化 「早く子供がほしい」
  4. 謎の穴 落雷?隕石落下?…麦畑にぽっかり 青森・つがる
  5. けものフレンズ 新作の制作決定 わーい! すごーい!

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]