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特集ワイド

トランプ米大統領の誕生で… 温暖化対策は死ぬのか

米国の温室効果ガス排出量の推移と推移

 トランプ米大統領は、オバマ政権が推し進めた地球温暖化対策を台無しにするのか。そんな懸念が気候変動の専門家らの間に広がっている。環境保護局の長官に温暖化懐疑派の人物を据え、石炭など化石燃料の復活を発信しているからだ。地球環境問題は岐路に立っている。【藤原章生】

今後は中印主導?/「全廃」無理でも骨抜き可能

 トランプ氏の手によって気候変動に関する重要なデータが消される--。1月の大統領就任前後、そんな見方が米国内で広まり、環境問題の関係者らが相次いで米政府のデータベースから大量の資料をダウンロードする動きがあった。結局、データは消去されなかったが、変化はあった。例えば、オバマ政権時のホワイトハウスのホームページでは、二酸化炭素(CO2)排出量の推移を示すグラフは目立つ場所にあったが、トランプ政権に移行すると、見つけにくいページに移っている。政策を分析する専門家は「意図的かどうかは分からないが、データを取り出すのに前よりかなり時間がかかるようになった」と話す。

 ただ、トランプ氏は「常識を覆す発言」(表参照)の割に、他の政策で忙殺されているせいか、環境分野では…

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