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奈良公園内にホテル 開発業者に「森トラスト」 

森トラストが県に提出した整備イメージ図=県提供

 奈良県は14日、奈良公園(奈良市)内の県有地(約3ヘクタール)に、和風の大型宿泊施設を整備する計画を発表した。開発業者に「森トラスト」(東京)を選定。インバウンド(訪日外国人)を含む観光客の取り込みを狙い、東京五輪開催前の2020年春の開業を目指す。

 計画地は奈良公園西側で、大正時代に造られた庭園「吉城園(よしきえん)」や知事公舎、江戸時代の建築で興福寺の子院だった旧世尊院などがある。

 県は昨年12月から公募型プロポーザル方式で事業者を募り、提案があった2企業グループから森トラストを選んだ。建築費などは事業者負担で、県が土地の使用料を受け取る。

 提案書によると、開発コンセプトは「奈良らしさを世界へ」。新国立競技場の設計で知られる建築家の隈研吾氏が建築デザインを担当する。庭園や知事公舎などは保存する一方、低層の建物を一部新築し、最高級の国際ホテルやレストランなどを整備。客室には、吉野杉や伝統技術を取り入れる。

 県奈良公園室は事業者の選定理由について「公園の雰囲気を理解した提案で優れていた」としている。【芝村侑美】

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