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夢・華やかに

タカラヅカ 星組「スカーレット・ピンパーネル」 7年ぶりの冒険活劇 /兵庫

結婚式を挙げたパーシー(右、紅ゆずる)とマルグリット(綺咲愛里)は、永遠の愛を誓う。星組新トップコンビの大劇場お披露目公演となる=宝塚大劇場で

 宝塚歌劇団星組が宝塚大劇場で、ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」(潤色・演出、小池修一郎)を上演している。18世紀末の恐怖政治が支配するパリを舞台に、本当の自由と正義を手に入れるために立ち上がったイギリス貴族が、勇気を武器に命がけで闘う姿をドラマチックに描く。紅ゆずると綺咲愛里の星組新トップコンビが、秘密を抱えて苦悩し、愛に迷う2人を演じる。4月17日まで。【文・小寺裕子、大笹久光、写真・山田哲也】

    無実の罪で捕らえられた貴族たちを救い出すパーシー(紅ゆずる)。2008年星組初演時の新人公演でもパーシーを演じた紅にとって、思い入れの深い作品だ=宝塚大劇場で

     宝塚歌劇では2008年に星組が初演、10年に月組が再演して好評を博した、ファン待望の冒険活劇だ。舞台は1794年。パリの街では、それまで虐げられてきた民衆が怒りを爆発させ、全ての貴族を断頭台へ送れと騒いでいた。そんな中、革命政府の厳しい監視の目をくぐり抜け、貴族たちを国外へと逃亡させる謎の人物がいた。「スカーレット・ピンパーネル」と名乗るその人物の正体は、イギリス貴族のパーシヴァル・ブレイクニー=通称パーシー=(紅)。貴族というだけで罪のない人々の命を奪う革命政府の非道を看過できず、パリに出没しては貴族たちを救い出していた。

    元女優でパーシーの妻、マルグリット(綺咲愛里)=宝塚大劇場で

     劇場の花形女優でパーシーの婚約者、マルグリット・サン・ジュスト(綺咲)はその日、最後の舞台に立っていた。多くの観客が詰めかけ、客席には革命政府の実権を握るジャコバン党指導者のマクシミリアン・ロベスピエール(七海ひろき)と彼の右腕で公安委員のショーヴラン(礼真琴)もいた。そこで、マルグリットは革命政府を批判する言葉を口にする。激怒したショーヴランは、劇場を閉鎖すると脅し、スカーレット・ピンパーネルの協力者と思われていたサン・シール侯爵の居所を教えろと、強く迫るのだった。追い詰められたマルグリットは……。

     信念のために、仮面をかぶり続ける者、それを暴こうとする者、その愛ゆえに振り回される者の思いが複雑に絡み合う、冒険と憎しみと愛の物語だ。

    スカーレット・ピンパーネルを捕らえるため、イギリス皇太子主催の仮面舞踏会に乗り込んだショーヴラン(右手前から3人目)。左手前はパーシー(紅ゆずる)=宝塚大劇場で、山田哲也撮影

    主なキャスト

    パーシヴァル・ブレイクニー  ……紅(くれない)ゆずる

    マルグリット・サン・ジュスト ……綺咲愛里(きさきあいり)

    ショーヴラン         ……礼真琴(れいまこと)

    マクシミリアン・ロベスピエール……七海(ななみ)ひろき

    信頼する友にスカーレット・ピンパーネルの正体が自分だと明かし、罪のないフランス貴族たちを亡命させる活動に手を貸してもらえないかと頼むパーシー(中央、紅ゆずる)=宝塚大劇場で

     写真やウェブ限定記事が満載。毎日新聞ホームページ「宝塚ワールド」(http://mainichi.jp/enta/geinou/takarazuka/)も、ぜひご覧ください。

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