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オランダ

自由民主党が第1党維持へ 極右は失速

 【ハーグ(オランダ西部)八田浩輔、三木幸治】オランダ下院選(定数150)は15日に投開票され、公共放送の速報(開票率54・8%)によると、与党の中道右派・自由民主党が32議席程度を得て第1党の座を維持したが、連立を組む左派・労働党と合わせて過半数を大きく割り込む見込みだ。反イスラムを掲げ、世論調査で一時は首位だった極右・自由党は19議席と伸び悩み、終盤で自由民主党に差を広げられた。

     欧州では主要国のフランスとドイツで国政選挙を控える。今回の下院選は欧州で台頭するポピュリスト政党の動向を占う「リトマス紙」として内外の関心が高まり、投票率は前回74・6%を上回る81%だった。

     自由民主党を率いるルッテ首相は集会で「今夜オランダは誤ったポピュリズム(大衆迎合主義)にノーを突きつけた」と勝利宣言した。国民の「緊縮疲れ」から議席を減らす厳しい戦いとなったが、景気回復の実績や移民問題を巡る強硬姿勢を打ち出し、「オランダの脱イスラム化」を掲げる自由党への支持流出を食い止めた。

     自由党は選挙戦半ばまで世論調査で支持率首位を走ったが終盤に失速した。現有議席から7議席増の19議席としたものの、2010年の24議席には及ばない見通し。ウィルダース党首が公開の党首討論への欠席を続けたことなどが影響したとみられる。中道のキリスト教民主勢力、中道左派・民主66と第2党の座を争っている。

     今後の連立協議を主導するルッテ氏は自由党との連立を拒絶しており、自由党の政権入りの可能性は極めて低い。ウィルダース氏は15日夜、記者団に「愛国者の春は続く」と述べた。

     一方、連立の一角を担う労働党は新興政党などに支持が流れ、30議席近くを失う歴史的な大敗となった。

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