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「四季島」上野駅でお披露目…5月デビュー

報道陣に公開された豪華寝台列車「四季島」のダイニング=JR上野駅で2017年3月16日午後2時59分、長谷川直亮撮影

 5月1日にデビューするJR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島(しきしま)」が16日、起点となる上野駅(東京都台東区)で報道陣に公開された。内部のお披露目は初めて。最高料金190万円(3泊4日、2人利用)の客室「四季島スイート」など各車両には「伝統的な和の美意識のエッセンス」(JR東日本)がふんだんに取り入れられている。

 全10両編成で定員は34人。先頭の1両目と最後尾の10両目は4面ガラス張りの展望車で、客車6両とラウンジ車、ダイニング(食堂)車で編成される。デザインは伊ピニンファリーナ社のデザイナーなどを務めた奥山清行氏で、関連設備なども含めた総事業費は約100億円。

 全17室のうち、最高級の「四季島スイート」は1室のみ設けられた。2層式のメゾネットタイプで、寝室の上は畳が敷かれた和室仕様。専用浴室にはヒノキ造りの浴槽もある。意匠には格子柄を多用し、「和のテイスト」を演出した。

 「鉄道車両には安全性が不可欠。内装には不燃性・難燃性が求められ、自由に木材や和紙を使えたわけではなかった」と関係者は隠れた苦労を振り返る。

 JR東日本によると、四季島を使用したツアー旅行は5~11月分は既に完売。12月以降については2018年3月末分まで受け付けている。これまでの最高倍率は初便となる5月1日の「四季島スイート」が76倍だった。【高橋昌紀】

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