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「塩焼きが好き」 輸出先のベトナムで人気

「根室産サンマ普及フェア」が行われた日本食レストラン=ベトナムのホーチミン市で北海道根室市アジア圏輸出促進協議会提供

現地で普及フェア5回実施 刺し身文化も浸透

 官民連携で根室産水産物の国際ブランド化を進める「根室市アジア圏輸出促進協議会」(会長=長谷川俊輔・北海道根室市長)は、2月にベトナムのホーチミン市で開催した「根室産サンマ普及フェア」の活動報告書を公表した。ベトナムでの普及フェアは2012年以降、計5回実施しており、「刺し身が一番好き」と答える人も年々増加。ベトナムの若い世代を中心に、刺し身文化が浸透しつつあることを裏付けた。

 同協議会は、商社に勤務し、ベトナム駐在経験のあった北方領土問題の啓発に関わる関係者の橋渡しを受け、10年からサンマなど根室産水産物の輸出を行っている。その後、12年1月に同フェアを初開催し、15年を除いて毎年実施している。今年は富裕層に人気の日本食レストラン「THE SUSHI BAR」の5店舗で、刺し身▽あぶりの握りずし▽塩焼き--の3品を特別メニューとして提供した。

 6日間のフェアで延べ8521人が来店し、前年より777食多い計2584食を提供。男女610人を対象にヒアリングしたところ、「一番好きなメニュー」は「塩焼き」(58.7%)がトップとなり、「刺し身」(24.2%)、「あぶりの握りずし」(17.0%)が続いた。

 フェアのあった年と比較すると、刺し身は14年(14.5%)、16年(19.3%)から4.9~9.7ポイント増加。「一番好き」と答えた6割以上が40歳未満で、あぶりの握りずしも6.5~6.9ポイント増加し、刺し身同様に若い世代に人気があった。「サンマは非常においしい。友人にも勧めたい」とコメントする家族連れもいたという。

 同店ではすでに「塩焼き」を通常メニューとして提供している。同店は台湾など外国産と差別化するため、今後はメニューに「根室産」と表示し、販売するという。【本間浩昭】

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