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関学高、頭痛との因果関係不明と結論

 昨年11月の全国高校アメリカンフットボール選手権準々決勝で関西学院(兵庫)3年の武内彰吾選手(当時18歳)が亡くなった事故を受け、同校アメフット部は18日、事故調査の最終報告書を公表した。武内選手は試合2日前から頭痛を部に申告していたが、事故との因果関係は不明と結論づけられた。

 武内選手は昨年11月13日、試合後半にタックルを受けて倒れ、間もなく意識を失って4日後に急性硬膜下血腫で死亡。報告書は同校アメフット部の中尾昌治監督やチームドクター、部員の保護者らによる事故報告書作成委員会が執刀医や専門医、遺族、部員らへ聞き取りして作成した。

 報告書などによると、武内選手は昨年8月から部員たちに「頭が痛い」とよく打ち明け、市販の鎮痛薬を再三服用。事故の1週間前には「頭痛がひどくなっている」と漏らしていた。だが、監督やチームドクターらはこれらを把握していなかったうえ、試合直前に武内選手がチームトレーナーらの問いに「大丈夫です」と答えたことや、整骨院で肩こりに伴う筋緊張性頭痛と指摘されていたことなどから、試合に出場させたという。

 報告書では、頭痛の問診票の作成▽頭部の血管の検査実施--などの再発防止策を盛り込んだ。中尾監督は「二度とこのようなことがないようにしたい」と誓っていた。【前本麻有】

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