【アルアイン(アラブ首長国連邦)丹下友紀子】23日夜(日本時間24日未明)にあるサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選のアラブ首長国連邦(UAE)戦に向けて当地で合宿中の日本代表から負傷離脱が発表された主将の長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は20日夜(同21日深夜)、日本に向けて出国した。
長谷部は11日のバイエルン・ミュンヘン戦で左すねをゴールポストで強打して6針を縫合。数日後に、右膝に痛みを感じたことが離脱の直接的な要因となり、「大事な試合の直前にチームを離れることに申し訳ない気持ちと悔しい気持ちがある」と断腸の思いだったことを明かした。その上で、「このチームには経験がある選手もいるし、自覚を持ってやってくれている。心配していない」と残る選手たちに試合を託した。