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豊洲百条委

石原氏、執行責任認めたが…真相は解明されず

豊洲市場移転問題をめぐる百条委で証人席に座る石原慎太郎・元東京都知事=都議会で2017年3月20日午後1時5分、小出洋平撮影

証人喚問、従来の主張を繰り返し

 築地市場の豊洲市場への移転問題に関する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)は20日、移転を決めた石原慎太郎元知事(84)を証人喚問した。石原氏は「行政のピラミッドの頂点にいた私が報告を受け、最終的に決裁をした。その責任はある」と執行責任を認めたが、経緯については「前任知事から引き継いだ」と従来の主張を繰り返した。百条委は元副知事、元市場長、東京ガス幹部を合わせた主要4者の証人喚問を終えたが、用地取得に至る交渉の真相は解明されなかった。

 石原氏は1999年4月~2012年10月に知事を務め、10年10月に豊洲への移転を表明した。移転決定の経緯に関し、百条委では今月3日の記者会見と同様、「(前任知事の)青島幸男氏からの引き継ぎ文書の中に『豊洲地域に市場を移転する』という文言があった」と証言し、都としての「既定路線」だったことを強調した。

 また、新たに土壌汚染が見つかった場合、用地所有者の東京ガスに対し追加の対策費を求める「瑕疵(かし)担保責任」を免除したことについても、「昨年10月に小池百合子知事から受け取った質問状に書いてあるのを見て、初めて知った」と会見の内容を繰り返した。

 一方、小池知事については、豊洲市場を「科学的に安全」とした19日の専門家会議の結論を踏まえ「速やかに決断して移転すべきだ。不作為の責任が問われている」と改めて批判した。

 小池知事は喚問後、報道陣の取材に応じ「地下水モニタリングも石原都政で決まっていたこと。私が(移転への)ハードルを上げたわけではない。専門家会議の結果を踏まえて考えたい」と述べた。【芳賀竜也】

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