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安倍首相「夫人付き職員、事務的な照会」

参院予算委員会で前日の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長の証人喚問に関する自民・西田昌司氏の質問で審議が止まり、山本一太委員長を見つめる安倍晋三首相=国会内で2017年3月24日午前9時12分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は24日午前の参院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」(籠池泰典理事長)の小学校用地に関し、昭恵夫人付きの官邸職員の谷査恵子氏が財務省に問い合わせをしていたことについて、「籠池氏の夫人から問い合わせがあり、職員が制度上、法律上どうなっているか事務的な問い合わせをし、答えを送った。働きかけや不当な圧力では全くなく、土地売買や学校認可には全く関わりがない」と説明した。

 首相は問い合わせへの昭恵夫人の関与について、「妻は『留守番電話に、何度か(籠池氏から)短いメッセージをもらった記憶があるが、土地の契約に関し具体的内容は全く聞いていない』ということだ」と述べて関与を否定。野党に批判されると、「この方(谷氏)に責任を押しつけるわけではなく、勝手にやったということではもちろんない」と話した。

 財務省が谷氏を通じて籠池氏側の照会に応じたことについて、土生栄二内閣審議官は「個人的に照会があったものに対し、公務員として丁寧に対応したもので問題ない」と述べた。

 菅義偉官房長官は、谷氏が籠池氏側にファクスした文面について、約1週間前に谷氏から入手したと説明。公表資料で谷氏のメールアドレスや電話番号が黒塗りされていなかったことを野党に批判されると「不注意だった。今後気を付けたい」と陳謝した。

 同委には学園への国有地売却当時の財務省幹部も呼ばれ、理財局長だった迫田英典国税庁長官は「この事案の報告などを受けたことはなく、私が政治的な配慮をするべくもなかった。私に対し政治家、秘書からの問い合わせなども一切ない」と答弁。近畿財務局長だった武内良樹国際局長も「自分に対し政治家や秘書らの問い合わせなどは一切なく、政治的な配慮は一切していない」と述べた。

 籠池氏が23日の証人喚問で昭恵夫人と2人きりの状態で100万円の寄付を受けたと証言したことなどに関し、首相は「密室でのやり取りなど、反証できない事柄を並べ立て、事実と反することが述べられたことは誠に遺憾だ」と籠池氏を批判した。首相は23日の喚問について「この問題の発端の国有地売却問題や(小学校)認可の問題に関し、具体的な政治家の関与がなかったことが明らかになった」と評価。「売却や認可について私も妻も事務所も全く関与していないと明確に申し上げておきたい」と改めて語った。【光田宗義】

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