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がん大国白書

第5部 生きる力に/4 遺伝子検査、体制半ば

再発の恐れが最も低い「低リスク」と判定された上田さんの検査結果=下桐実雅子撮影

 横浜市の上田暢子(のぶこ)さん(44)は2015年12月、左胸にしこりを見つけ、クリニックで乳がんと診断された。翌年2月、病院で全摘する手術を受けた。リンパ節などへの転移はなかったが、主治医からは「やっておいた方が安心だから」と、再発を防ぐためにホルモン剤と抗がん剤の治療を勧められた。しかし、「副作用もある抗がん剤治療が、自分に本当に必要なのか」と疑問を感じた。

 上田さんは本などを読みあさり、がん細胞の21種類の遺伝子を調べて再発の可能性や手術後の抗がん剤の効…

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