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ドクター元ちゃん・がんになる

周囲の支えが闘病の力 発覚から2年を生きる=金沢赤十字病院副院長・西村元一

=丸山博撮影

 2017年3月26日、病気が見つかった時、この日を生きて迎えることができるとは、夢にも思っていませんでした。ちょうど2年前の15年3月26日、外来の診察をしている途中に気分が悪くなり、大量の下血があったのが始まりでした。そして、検査の結果、広い範囲に転移を伴う進行性の胃がんが見つかったのです。

 その段階の診断は「治療をしなければ余命半年」。がん治療に長く携わってきましたから、頭の中では「よくてあと1年ぐらいかな?」と思ったのを昨日のことのように思い出します。2年というと長いようにも感じますが、今から振り返ればあっという間でした。抗がん剤治療、手術、放射線治療と怒濤(どとう)のように治療が続き、その効果や副作用に一喜一憂したことは数え切れません。それでも家族、仲間、そして医療スタッフが、必ず周りに一緒にいてくれ、支えになってくれました。

 手術後の集中治療室で、合併症を発症して状態が安定しなかったときは、出口が見えなくなって精神的にも不…

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