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一力七段、ソフトに2連敗 第5回電聖戦

 囲碁ソフトと棋士が対局する第5回電聖戦(電気通信大エンターテイメントと認知科学研究ステーション主催)が26日、東京都内で打たれ、一力遼七段(19)が2局とも敗れた。

     18、19両日開催のUEC杯コンピュータ囲碁大会で優勝した中国IT大手、騰訊(テンセント)が開発した「絶芸」、準優勝した日本の「DeepZenGo」と、それぞれ持ち時間1時間、30分の早碁で対局した。前回までソフトが石を置くハンディをもらい棋士と対局していたが、人工知能(AI)に革新をもたらした深層学習の導入で急激に実力が向上。今回はハンディなしで行われた。一力は竜星戦優勝などの実績を持ち、本因坊文裕(井山裕太九段)を追う若手の筆頭格で、国際棋戦でも活躍するトップ棋士。

     電聖戦は、ハンディなしで棋士と戦うという目標の一つが達成されたとして、今回で終了する。一力は「二つのAIとも、トッププロとほとんど同じくらいの実力。今後どんどん強いAIが出てくると思う。いろいろな新しい考え方を吸収できれば」と語った。【最上聡】

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