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73/家族編

「喫茶サクライ」が前代未聞の超満員 僕にできることは…

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「喫茶サクライ」の前には、お客さんが長蛇の列。 店内も超満員。 千鶴「お待たせしましたっ カフェラテです。 はいっ、ナポリタンですね」 文太「きゅ 急にどうなってんだ」 マキ「すいません ちょっと通るし。うわっ中もヤバッ!!」 千鶴「マキちゃん」 マキ「ごめん千鶴さん。 昨日サクライのことツイートしたら…めっちゃ拡散しちゃったし~」 自分の投稿を見せるマキ。 <いいね!590、リツイート1601> 千鶴「ええ~!」
善蔵「なんでこんな混んでるんですか!?」 文太「悪いが、また来てくれ!」 千鶴「ごめんなさいー!」 善蔵「手伝うよ!」 千鶴「えっ」 善蔵「料理運びと片付けは任せて! 千鶴ちゃんと文太さんは作るのに集中して!」 千鶴「ありがとう!」 マキ「じゃあ、あたしは注文とるし」 「お待たせしましたーっ」 「ケーキセットお二つでーす!」 「5名様でーす!」 千鶴「ありがとうございましたーっ」
閉店時間を迎えたサクライ店内。 千鶴&マキ「疲れたーっ」 ジュースを差し出す善蔵。「お疲れー。はいマキちゃん」 千鶴「2人とも、今日はありがとう! 助かったわ」 マグカップを手渡す善蔵。「千鶴ちゃんもお疲れ」 千鶴「ありがとう。…あっ」 千鶴「このマグ、うち(サクライ)にあったっけ? かわいい…」 善蔵「…僕が作ったんだ。千鶴ちゃんにプレゼント」 千鶴「手作りなの!?」
千鶴「あ ありがとう!」 善蔵「冷めないうちにどうぞ」 マキ「文太さーん。注文するし」 文太「お?」 マキ「パフェ、特大ねー!」 飲み干すと、マグカップの底に文字が。 <家族になろう> 千鶴「えっ。 これって…」 善蔵「本当はもっと修行して、上手にできたものを渡したかったんだけど…」 千鶴「修行? それって…」
千鶴「毎朝走ったり、仕事を早く終わらせたりしてたのって…」 善蔵「あはは…ちょっと習いにね」 善蔵「このカップみたいに、まだまだ未熟な僕だけど…。 今日みたいに大変な時も楽しい時も、千鶴ちゃんとずっと一緒にいたいんだ。 僕と…結婚してください…」
千鶴「カップを作るために走り込みか…。善さんらしいね。 いつも一生懸命で、どこか不器用で… 私、そんな善さんが大好きだよ。 こんな私で良かったら… どうか、よろしくお願いします…!」
「ねえ今日のサクライのインスタ、チェックしたー?」 「新作ラテアート、今日からだって」 「えっ本当!?」 <おはようございます。スタッフの千鶴です。  スマ町は今日もいい天気になりそうです。  今日は町のみんなからのアイデアで作った、ラテアートのご紹介です。  新しい名物になれば、うれしいです!>
善蔵「千鶴ちゃーん お客さまだよーっ」 千鶴「もー会社休みなんだから、家にいればいいのに」 文太「ったく、カッコつけやがって」 <みなさまのご来店、心よりお待ちしております> 千鶴「いらっしゃいませーっ」 ―完―

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