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がん大国白書

第5部 生きる力に/6 患者の悩み、向き合う

「マギーズ東京は木材をふんだんに使った温かな建築が特徴」と話す秋山さん=東京都江東区のマギーズ東京で、永山悦子撮影

 神奈川県の有川雅俊さん(37)は2013年2月、自宅で下血し入院した。検査では当初、胃潰瘍と言われたが、1週間後に胃がんだと知らされた。「あまりの驚きに腰が抜けて立てなくなった。人生でこれほど泣けることがあるのかと思うほど、涙が止まらなかった」。目を閉じると、そのまま死んでしまうのではないかと怖くて、眠れない日が続いた。有川さんは、精神科クリニックでソーシャルワーカーとして患者をケアしていたが、「がんは死のイメージがあり、受け止められない。仕事や今後の生活、治療のことを考えると不安だらけで、患者がこんなに孤独なのかと初めて分かった」。

 有川さんは、すべてを失ったと感じていたが、胃を全摘する手術後、職場に復帰し、家族や周囲の人に支えら…

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