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歩行訓練「絶対安全と判断」…講習会責任者会見

記者会見で一礼する(左から)栃木県高校体育連盟の橋本健一会長、大田原高の植木洋一校長、県高体連登山専門部の猪瀬修一委員長=栃木県庁で2017年3月29日午後7時6分、宮武祐希撮影

 栃木県那須町のスキー場付近で発生した雪崩で、「春山登山」講習会に参加していた県立大田原高山岳部の生徒ら8人が死亡した事故で、主催した栃木県高校体育連盟の登山専門部委員長で現場の責任者だった同校の猪瀬修一教諭(50)が29日、県庁で記者会見した。悪天候のため登山の実技講習を中止しながら歩行訓練を実施したことについて「絶対安全だと判断して訓練に入った。こういう事態に陥り、反省しなければならない。ものすごく残念」と釈明した。

     雪をかきわけて進むラッセルの訓練の実施を判断した27日朝の天候について、猪瀬教諭は「雪も風もさほどなかった。私より(登山)経験のある教諭2人と相談し、3人で決めた」と説明。雪崩の危険性のある地点は別の場所だと認識していたといい「経験則の中で(事故現場は安全と)判断していたことは間違いない」と語った。県教委は訓練の参加人数を48人から55人に訂正した。

     一方、県警は業務上過失致死傷容疑で30日にスキー場付近を現場検証する方針。【野口麗子】

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