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ゆとりって言うな!

/3 救助の姿に入隊決意 つらいことも笑顔で頑張る 長友志歩さん /徳島

陸上自衛隊北徳島分屯地で働く長友志歩さん=徳島県松茂町住吉で、松山文音撮影

自衛隊員・長友志歩さん(25)

 午前8時、陸上自衛隊北徳島分屯地(松茂町)。朝礼を終え、配備されているヘリコプターの機体に向かい、オイル漏れがないか、燃料に水が混入していないか慎重に調べる。飛行が終わった後は、機体を丁寧に磨く。トラブルが起きないように細心の注意を払う陸士長の長友志歩さん(25)は、一機全ての整備を任され、整備のリーダー役を担う立場を目指している。

     出身地の宮崎県西都市には、航空自衛隊新田原基地がある。航空機が好きだった父親の影響も受け、幼い頃から基地の航空祭に訪れ、曲技飛行隊「ブルーインパルス」の編隊飛行を見て育った。

     地元の高校と進学した滋賀県にある大学ではフィールドホッケーに打ち込み、将来は体を動かす仕事に就きたいと思っていた。転機になったのは、大学2年の時に起きた東日本大震災。社会全体が不安な状態にある中、被災地で救助や避難所支援に当たる陸上自衛隊の隊員の姿をテレビで見て、印象に残った。

     自衛隊員として働きたいという思いは高まり、入隊を決めた。家族には「頑張って」と応援してもらい、友人は「あんたならいけるね」と背中を押してくれた。2014年3月に入隊。訓練期間を経て、北徳島分屯地に同年9月配属された。

     入隊後は体力勝負の毎日。機体に向かう合間に、腹筋や腕立て伏せ、ランニングといったトレーニングにも取り組む。そのため食事の量が増え、実家に帰省すると「兄よりも食べる量が増え、たくましくなった」と両親に驚かれるほどだ。

     北徳島分屯地では初の女性陸曹候補生として教育を受けており、3等陸曹に昇任すれば、ヘリコプター一機全ての整備方法を教わる機会もあり、活動の幅が広がる。

     大学時代、フィールドホッケー部の監督が口にしていた「感謝することの気持ちを表せ」という言葉を今も大切にしている。「素直で元気に仕事をしようと意識している。つらいことがあっても、笑顔でいれば蹴り跳ばせると思って頑張っている」。とびきりの笑顔を見せながら、そう語った。(随時掲載)

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