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水中考古学 専門研究センター開設 元寇沈没船を保存活用

水中考古学研究センター前に展示された元寇船の復元模型を見る池田栄史教授=2017年4月1日、峰下喜之撮影

 長崎県松浦市は1日、鷹島にある市立埋蔵文化財センター内に水中考古学研究センターを開設した。鎌倉時代の元寇の船が見つかった鷹島海底遺跡の調査・研究などに当たる。市教育委員会によると、水中の遺跡を専門とする研究機関を自治体が設置するのは初めて。

     開所式には、市と協定を結んで元寇船を発見した琉球大法文学部の池田栄史教授ら約20人が参加。元寇船の40分の1復元模型(全長85センチ、全高70センチ、全幅25センチ)が披露され、友広郁洋市長は「我が国の水中考古学の発展の契機とし、拠点化を目指したい」とあいさつした。

     同研究センターは、中田敦之・前市教委文化財課長を所長に学芸員2人、事務員1人の4人体制で発足。元寇船の船体や武具など関連遺物の保存技術の開発、市民への啓発活動などを担当する。池田教授は「世界的に関心の高い元寇船の情報を発信してほしい」と期待を込めた。

     鷹島沖の国史跡「鷹島神崎遺跡」と隣接海域からは2011年と14年、船体の構造をとどめた元寇船が1隻ずつ見つかった。市教委などはさらに元寇船が沈没しているとみて調査を継続している。【峰下喜之】

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