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長崎・大籠町 潜伏キリシタン集落、今も子孫らが暮らす /長崎

 長崎市中心部から長崎半島を南へ車で約40分。五島灘に面して、うっそうとした山林が広がる同市大籠町(おおごもりまち)では、江戸時代、仏教徒を装った「潜伏キリシタン」がひっそりと信仰を守った。海岸線沿いの県道から細い道を上った斜面地にある善長谷(ぜんちょうだに)という集落では今もその子孫たちが暮らす。

 1987年に出版された「角川 日本地名大辞典」(角川書店)によると、「籠」という地名は有明海沿岸に多く、干潟の荒れ地を干拓した新田集落などを指すとされる。一方で、同書は大籠町について「大いに引き籠もった所が由来」との見方も併記する。人目を避け、山中に隠れ住んだ潜伏キリシタンのことを指すとみられる。

 潜伏キリシタンたちは元々、長崎市外海地区の東樫山で暮らしていた。江戸後期の1800年代前半、弾圧を…

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