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豊田市

公共施設で自販機増設へ…希望調査開始

 環境に配慮して市内の公共施設での自動販売機設置を制限してきた愛知県豊田市はこの方針を転換し、自販機の設置に向けて今月から各施設を対象に希望調査を始めた。方針転換は自販機の電気使用量が減り、環境負荷が減ったことなどが理由。市民の利便性向上を図り、市の収入増にもつなげたい考えだ。

     豊田市は1997年、大量生産、大量消費のライフスタイルを見直し、温室効果ガスの排出を抑制するため、当時、市内46公共施設にあった自販機を全て撤去した。その後はスポーツ施設利用者の水分補給用で設置することなどは認め、現在、豊田スタジアムなど41施設に125台設置している。しかし、市役所庁舎や公民館的な施設・交流館には設置されていない。

     市によると、自販機の電気使用量は従来に比べて大幅に減少。災害時に飲料水が提供できる自販機など多機能機も増えたことを踏まえ、設置制限を見直すことを決めた。市は約560施設での設置要望を集計し、具体的な設置場所を検討する。

     塚田良・市行政改革推進課長は「効率的な設置場所の選定などにより、皆さんが喜べるようにしていきたい」と話している。【中島幸男】

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