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旧神岡鉄道

「おくひだ1号」1日限定復活 10年ぶり

 2006年12月に廃線となった旧神岡鉄道のディーゼル車両「おくひだ1号」(1両)が8日、1日限定で復活を果たし、鉄道ファンらが10年4カ月ぶりの走りを楽しんだ。

     旧神岡鉄道は旧国鉄神岡線を引き継ぎ、第三セクターとして1984年に開業。奥飛騨温泉口(岐阜県飛騨市)-猪谷(富山市)間の19.9キロを走行していたが、沿線の鉱山閉山や利用客の減少に伴い廃線となった。今回の復活は地元NPOと、設備を所有する飛騨市が地域活性化の一環として企画した。

     飛騨市の都竹淳也市長らを乗せた車両は、子ども駅長たちの「出発進行!」の合図とともに、汽笛を鳴らして旧神岡鉱山前駅を出発。約1時間かけて約3キロ先の旧奥飛騨温泉口駅に到着すると、鉄道ファンや地元住民が「おかえりなさい!」と大きな声援で出迎えた。

     午後には抽選で当選した一般客を対象に、旧奥飛騨温泉口-旧神岡大橋駅間(約700メートル)を5往復。計約350人が“復活ラン”を楽しんだ。

     子ども3人と一緒に乗車した飛騨市神岡町のパート従業員、中村理恵さん(36)は「高校時代に列車で富山まで友達と遊びに行った。車内の様子が懐かしかった」と話した。【大竹禎之】

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