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憲法集会に市役所前広場使用認めず 団体側が反発

 石川県の市民団体が来月3日の憲法記念日に、金沢市役所前広場で「憲法施行70周年集会」を開こうとしたところ、管理する市が広場の使用を不許可としていたことが20日、分かった。団体側は近くの県営公園に開催場所を変更したが、「行政は表現の自由を尊重すべきだ」と反発している。

     集会は、石川県憲法を守る会(金沢市)が計画し、3月末に広場の使用を申請。市は今月14日付で不許可通知書を出した。市は「特定の政策、主義、意見に賛成または反対する目的での示威行為」などを禁止した市庁舎等管理規則に基づき判断したとしている。市総務課は「申請後の聞き取りで、集会の内容には政府への批判も含まれると聞いた。中立性確保の面で支障があると判断した」と話している。

     団体側は例年、市役所前広場で護憲集会を開いてきたが、市はこれを許可していた。しかし、2014年5月に陸上自衛隊のパレードに反対する集会を開催しようとしたところ、市は「示威行為にあたる」として使用を拒否。団体側は、表現の自由を保障した憲法に反するとして市に損害賠償を求めて金沢地裁に提訴。1審、2審とも「広場の使用許可は市の裁量に委ねられている」として請求を棄却し、団体側が上告している。【道岡美波】

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