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「イバンカ」商標登録、中国が認可

 【ワシントン高本耕太】米中首脳会談が開かれた今月6日、トランプ米大統領の長女イバンカ補佐官の名前を冠した衣料・服飾ブランドの商標登録申請に対して、中国政府が認可を出していたと欧米メディアが報じている。両首脳の夕食会にはイバンカ氏も同席していた。トランプ一家のビジネスと公務との「利益相反」の問題が再び議論になっている。

     AP通信によると、中国商標局は6日、「イバンカ」ブランドの宝石とバッグ、スパ事業に関する商標登録申請3件に対して、認可を内示していた。同日、トランプ氏は中国の習近平国家主席と米フロリダ州で会談。夕食会にはイバンカ氏も出席し、習氏夫妻の隣に座って談笑した。またイバンカ氏の長女でトランプ氏の孫娘アラベラちゃん(5)が習氏夫妻に中国語で歌を披露する様子は中国で大きく話題になった。

     無報酬の大統領補佐官としてホワイトハウス入りしたイバンカ氏は、ブランドの日々の経営からは手を引いているが、所有権は維持している。中国市場での独占販売権につながる商標獲得はビジネス上は大きな利益になる一方、政権の外交政策をゆがめる恐れもある。AP通信は、イバンカ氏と夫のクシュナー氏がトランプ氏の政策決定に大きな影響を与えるとされる中、「ビジネスとホワイトハウスでの立場に線を引くことは非常に困難になっている」と指摘している。

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