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余録

団塊やバブル、ゆとりなど日本でも世代論が盛んだが…

 団塊やバブル、ゆとりなど日本でも世代論が盛んだが、米国はそれ以上だ。清教徒以来の世代を分析した研究まである。昨年の大統領選では20~30代のミレニアル世代の動向が焦点だった。後を継ぐ世代はZ世代と名付けられている▲範囲は諸説あるが、米グーグルが今月発表したリポートは17歳以下と規定する。ほぼ2000年以降の生まれ。「インターネットやテロ、地球温暖化がない世界を知らない世代」だという▲最も評価するブランドは動画投稿サイトのユーチューブ。小中学校時代から携帯電話を操り、ソーシャルメディアやビデオゲームに強い関心を持ち、情報にこだわる。モバイル、デジタル世代だ▲日本でも00年生まれの活躍が目立つ。卓球ではリオ五輪で伊藤美誠さんが銅メダルを獲得、親友の平野美宇さんはアジア選手権を制した。競泳日本選手権で5冠を達成した池江璃花子さんも同学年だ▲卓球王国の中国は平野さんらの世代を「00後(リンリンホウ)」と呼び、東京五輪最大のライバルと警戒する。中国メディアが平野さんにつけた愛称が「ノート美少女」。試合中、対戦相手の特徴などを記録したノートをチェックするところを強さの秘密と見ているらしい。デジタル世代がアナログ的手法で成長しているとすれば面白い▲リーマン危機後に子供時代を過ごしたZ世代は計算高いとの見方もあるが、どの世代も最大公約数に収まらない個性派がいる。若い人たちには大人目線の世代観を変える活躍を期待したい。

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