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四季島がやって来る

/5 新潟・燕 伝統の技守る「玉川堂」 全て手作業、工芸品 1枚の銅板、金づちで /山形

200年以上、伝統の技を守り通してきた玉川堂の工場。職人が金づちで銅板をたたく

 カンカン、カンカン--。金づちで銅板をたたく音が約40畳の工場(こうば)に響き渡る。棚には職人の金づちや鏨(たがね)がずらり。ヤカンや急須、酒器、花瓶--。全て手作業で生み出された製品の中には、数十万円に上る茶器もある。

 上野を出発して4日目の朝。JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」は、旅の最後の停車駅、新潟県の新津駅に到着する。乗客は同県燕市に移動し、201年にわたって金属加工の伝統技法「鎚起(ついき)」を守り通してきた、「玉川(ぎょくせん)堂」の工場を訪ねる…

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