国宝・松本城

震度6強以上で倒壊の恐れ 耐震工事へ

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大地震での倒壊の危険性が診断された松本城。中央は大天守、右は乾小天守、左は月見櫓=長野県松本市で2017年5月17日午後1時3分、松澤康撮影
大地震での倒壊の危険性が診断された松本城。中央は大天守、右は乾小天守、左は月見櫓=長野県松本市で2017年5月17日午後1時3分、松澤康撮影

 長野県松本市の国宝・松本城が震度6強以上の強い地震があった場合、倒壊する危険性があることがわかった。昨年4月の熊本地震では熊本城が大きな被害を受けており、市は耐震補強の方法などを検討する。

 松本城は築城から400年以上たっており、2010年度の調査で耐震診断の必要性が指摘されていた。11年6月に松本市で震度5強の地震があったことも考慮し、市教育委員会は公益財団法人「文化財建造物保存技術協会」(東京都)に依頼して…

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