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ストーリー

英で浄瑠璃里帰り公演(その1) 即身仏に導かれて

 「日本のミイラ」という56年前に毎日新聞社から出版された本がある。

 おどろおどろしい書名だが、内容はれっきとした学術報告。「ミイラ博士」の異名を持っていた著者の安藤更生氏が特にページを割いたのが、新潟県長岡市の西生(さいしょう)寺に眠る日本最古の即身仏「弘智法印(こうちほういん)」だ。

 即身仏とは、人々を救済するための厳しい修行を積んだ末に瞑想(めいそう)状態のままミイラ化した僧侶で、全国に約20体が現存する。最古とされる弘智法印は生前、即身仏になるため腐りにくい体になろうと穀類を断ち、ササの葉の芯や野イチゴを食べ続けるなど3000日間にわたり修行。1363(貞治2)年に…

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