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余録

大学生らの就職活動は6月に面接が解禁される…

 大学生らの就職活動は6月に面接が解禁される。今年も学生が優位な売り手市場という。企業は人材を囲い込むため、すでに内定を出しているらしい。他社との接触を控えるよう強制する「就活終われハラスメント」(オワハラ)は数年前の流行語ではなく、すっかり定着したようだ▲インターネットにはさまざまな就活用語が飛び交う。不採用を表す「お祈り」は、企業から「就活の成功をお祈りしています」と連絡があるのがゆえんだ▲「オヤカク」という言葉も聞いた。就職先として親も承諾しているのかを企業が確認することをいう。あとでもめないようにするためだ。親が最終判断するようになったのか。就職して自立できるのか、少々心配になる▲最近の学生は「働き方」には敏感のようだ。しっかり有給休暇は取れるのか、残業を強いられないか……。電通事件の影響もあるとみられる。若者を人として見ない企業はいくら賃金が高くても選ばれない時代になるだろう▲ネットのない時代も当然、就活の苦労はあった。<送りかへされ来し履歴書の皺(しわ)つきしに鏝(こて)あてて又(また)封筒に入る>(近藤芳美)。あのころ、履歴書は全て手書きだった。不合格になれば送り返されて来る。心が折れそうになりながらも、そのしわをアイロンで伸ばし、また応募するのだ▲就活生よ、焦らずに頑張れ。今、社会で活躍しているかつての学生も同じ思いを乗り越えてきた。<面接の終わりしビルは夕あかり一日(ひとひ)で決まる一生(ひとよ)はなけれど>(吉川宏志)

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