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5月のニュースファイルミニ1(2017年7月号より)

■「永遠の小学5年生」、リカちゃん 誕生50周年

     着せ替え人形「リカちゃん」が5月3日、誕生から50周年を迎え、福島県小野町の「リカちゃんキャッスル」がリニューアルオープンしました。国内唯一の生産工場を見学でき、歴代リカちゃんが展示されています。

     リカちゃんは1967年、タカラ(現タカラトミー)の創業者が「日本の女の子が喜ぶ人形を作りたい」と製作しました。小学5年生で、時代に合わせ目の大きさや髪形を変え今は4代目。世代を超えて愛され続けています。

    ■安倍首相「2020年の憲法改正目指す」、自衛隊を9条に加えるよう訴え

     施行*70年を迎える憲法記念日の5月3日、安倍晋三首相は、憲法改正を推進する団体が開いた集会に自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、改正した憲法を2020年に施行する目標を明らかにしました。安倍首相が来年9月の総裁選挙で3選されれば任期は2021年までとなるため、自分が首相の間に改正しようという決意を表したと受け取られています。

     安倍首相は、憲法9条の戦争放棄や戦力不保持を定めた条文はそのままで、自衛隊について明記する第3項を加えるよう訴えました。自民党の草案とことなり、国会の憲法審査会で議論されていない内容だったため、反発も起きました。改正案を国会に提出するには、衆議院は100人以上、参議院は50人以上の賛成者が必要です。

    *施行……法律が有効になること。

    ■「赤ちゃんポスト」10年、130人の命を救う

     親が育てられない赤ちゃんを匿名でも預かる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を熊本市の慈恵病院が開設し、5月10日で10年を迎えました。今年3月までに130人の赤ちゃんが預けられました。

     開設当初は育児をしない親を増やすのではないかという批判がありました。「子どもが親を知る権利が守られない」「病院にかからず出産する危険な行動が増える」といった指摘もあります。しかし、生活の苦しさなどから育児に困り果てた母親の受け皿になり、多くの命を救ってきました。

    ★キーワード

    赤ちゃんポスト

     さまざまな事情で親が育てられない赤ちゃんを預かる病院の窓口。赤ちゃんが捨てられて命を落とすことを防ぐためで、日本では2007年、慈恵病院が設置した。

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