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名人戦

開戦前、長考の応酬 稲葉31手目封じる 第6局

立会の高橋道雄九段(手前右)に封じ手を手渡す稲葉陽八段(手前左)。中央奥は佐藤天彦名人=甲府市の常磐ホテルで2017年6月5日午後6時38分、宮間俊樹撮影

 甲府市の常磐ホテルで5日始まった佐藤天彦(あまひこ)名人(29)と挑戦者・稲葉陽(あきら)八段(28)の第75期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第6局は午後6時半、稲葉が31手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各9時間のうち消費時間は稲葉4時間34分、佐藤3時間38分。2日目の6日は午前9時に対局を再開する。

 初防衛を目指す佐藤の3勝、初の名人位を目指す稲葉の2勝で迎えた第6局は相掛かりの展開になり、午前中から慎重だった両者の指し手が午後はいっそうスローペースになった。稲葉が2六飛(27手目)と元の位置に戻す手に1時間47分考えれば、対する佐藤は4二玉と寄る手に1時間4分、さらに稲葉が1時間で8八銀として、駒組みに時間を費やした。

 戦いが始まる前の両者の構想が交錯して長考合戦になり、大一番らしい重厚な進行になっている。

 解説の畠山鎮七段は「先手だけが飛先交換をしたのですが、後手の佐藤名人は飛先交換を保留した分、7四歩(30手目)から銀を7三~6四へ上がって攻撃態勢を整える方針です。稲葉八段は対応を求められる局面で封じ手になりました」と語った。【山村英樹】

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