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いま、防災は

巨大地震に備える/4止 予知・予測には限界も 等身大の科学、社会に生かせ

大規模地震の予測可能性や防災対策について検討を進める中央防災会議の作業部会=東京都千代田区で1月31日、飯田和樹撮影

 2016年4月1日。三重県南東沖でマグニチュード(M)6・5、最大震度4の地震が発生した。目立った被害もなく、気象庁が記者会見を行うこともなかったが、この地震は多くの地震学者たちをざわつかせた。規模は小さいが、震源の深さから考えると、発生が危惧される南海トラフ巨大地震と同じくプレート境界型の地震である可能性が高かったためだ。

 10日後に開かれた政府の地震調査委員会でも、この地震に関する議論に相当な時間が割かれた。終了後の記…

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