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シティ・アイシャが9年ほど前、新婚当初住んでいた住居兼工場。ジャカルタの貧困地区にあり、現在は当時から所有者が変わっている=3月、平野光芳撮影

 狭い路地が迷路のように入り組むインドネシアの首都ジャカルタの貧困地区。シティ・アイシャ(25)は9年ほど前、この一角に暮らしていた。

 住んでいた建物を探し当てた。手すりのないベニヤ板張りの階段を上ると、20畳ほどの雑然とした部屋が広がる。縫製用ミシンが並び、布の切れ端が床に無造作に散らかる。窓は小さく、扇風機が回っていてもうだるような暑さだ。

 アイシャは2007年、15歳のとき、中華系インドネシア人のリアン・キオン(55)が当時、経営してい…

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