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水に挑んで

大阪ボート物語/5 男子シングルスカル・木野広一さん 「ただ好きだから」続ける /大阪

全日本マスターズレガッタで、ボートに穴が空きながらもレースに出場する木野広一さん=埼玉県戸田市の「戸田漕艇場」で、日本ボート協会提供

 今月初め、埼玉県戸田市の戸田漕艇場で「全日本マスターズレガッタ」が開かれた。1人乗りのボート競技「男子シングルスカル」が始まる直前、スタート地点へと向かっていた同種目最高齢の木野広一さん(85)=枚方市=はハプニングに見舞われた。

 別のボートがぶつかり、自分のボートの先端部が裂けるように穴が空いたのだ。浸水し、周りから棄権を促されたが「1000メートル持てばいい」とテープでぐるぐる巻きにして穴を塞いだ。予定していたレースは先にスタートしたため、特別に1人だけのレースとなった。いざという時のために救助用のボートもついた。水が抜けていないボートは重く、いつものタイムより大幅に遅れてゴール。終了後、桟橋から引き上げようとするとボートに大きな亀裂が入った。「ボートをこいで66年、大会で棄権したことがない。ここで諦めるわけにはいきません」と笑いながら振り返った。

 幼少の頃から、実家近くの大川でボートをこぐ姿を見て憧れた。大阪大学に入学すると迷わずボート部へ。当…

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