田んぼアート

栃木で見ごろ 人気漫画「弱虫ペダル」も

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水田沿いを走る電車(左上)からも楽しめるデザインとなった美田会場の「弱虫ペダル」と「宇都宮ブリッツェン」(奥)の作品=栃木県小山市で2017年7月2日、萩原桂菜撮影
水田沿いを走る電車(左上)からも楽しめるデザインとなった美田会場の「弱虫ペダル」と「宇都宮ブリッツェン」(奥)の作品=栃木県小山市で2017年7月2日、萩原桂菜撮影

 水田を大きなキャンバスに見立て色の違う稲で絵を描く「田んぼアート」が、栃木県小山市内の4会場で見ごろを迎えている。髪の毛や顔など細かいデザインを含めほぼ手作業で苗を植えた力作が、各地で存在感を放っている。

 市は農業の素晴らしさを伝えようと、2011年から田んぼアートに取り組んでいる。今年度はスポーツを通したまちづくりをアピールするため、高校の自転車競技部を描いた人気漫画「弱虫ペダル」と自転車のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」のコラボレーション、市を活動拠点とする県民球団「栃木ゴールデンブレーブス」のロゴマークなどを選んだ。

 約1万1000平方メートルで最大規模の美田会場(同市島田)には「弱虫ペダル」と「宇都宮ブリッツェン」のデザインが描かれている。管理を担う小山市美田東部土地改良区の藤沼光一理事長は「髪の毛や顔など細かいデザインが多く、キャラクターのほとんどの部分は手作業で植えたので大変だった」と振り返った。

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