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【上海・林哲平】2009年に中国新疆ウイグル自治区ウルムチで197人(当局発表)が死亡した大規模暴動から5日で8年となった。「海外の独立運動組織が扇動した暴力事件」とみる中国当局は「過激な宗教化」を禁止するためウイグル族への締め付けを強める一方、「過激派」勢力の流入を防ごうと自治区と隣接する中央アジアの国などとの間で対テロ協力を進めている。
米政府系「自由アジア放送」(RFA)によると、同自治区では今春、子どもに「過度に宗教的な」名前を付けることが禁止された。禁止されたのは「イスラム」「ジハード(聖戦)」「ハッジ(巡礼)」など。違反した名前では戸籍登録ができないという。4月には「異常な」ひげをのばすことなどを禁止する過激化阻止条例が施行されている。
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