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特集ワイド

小石に宿る「記憶」写す 写真家の比嘉良治さん

比嘉良治さん

 「ウエルカーム!」。真っ白な短髪にTシャツ姿で、満面に笑みをたたえた男性が、思い切り両手を広げ、ハグで出迎えてくれた。沖縄出身でニューヨーク在住の写真家、比嘉良治さん(79)だ。軍隊なき沖縄に向け、芸術写真を通して「平和の種」をまく姿は、現代の「沖縄のガンジー」にも映る。【鈴木美穂】

 東京アートミュージアム(東京都調布市)の展示室に入ると、高さ8メートルの吹き抜けが広がり、自然光が差し込んでいた。写真展「時がこもる浜・沖縄」。コンクリートの壁面に並ぶのは、比嘉さんが5~6年前から撮りためてきた沖縄各地の海岸にある石やサンゴなどを写した白黒写真約110点。岩肌や波しぶきにも独特の雰囲気がある。

 沖縄といえば、青い空と海、アダンの木の緑、ハイビスカスの赤など原色のイメージが強い。なぜ白黒なのか…

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