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「考古学」を歩く

カイロ遺跡探訪/3 数学センス、時超えて

途中から傾斜がなぜか緩くなる「屈折のピラミッド」。角度が急に変わった「謎」を探るのも楽しい=エジプト北部ダハシュールで

 エジプト古代文明の象徴とも言える精巧な四角すいのピラミッド。数学的な美しさを体現し、築いた古代人の英知には圧倒される。一方、親近感がわくのがカイロ郊外ダハシュールにある「屈折のピラミッド」だ。ギザの大ピラミッドで有名なクフ王の父親で、紀元前2600年ごろの王スネフェルのもので、下部の傾斜は急だが、上部は急に緩くなっている。まるで「設計ミス」のような外観はどこかほほ笑ましい。

 「54度前後の傾斜角は、途中から43度前後になります。同時期に造った別の急傾斜のピラミッドが、ひび…

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