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「考古学」を歩く

カイロ遺跡探訪/4止 最古パピルス、赤字活用

2013年に紅海沿岸の町で発見された「最古のパピルス」。現在はカイロのエジプト考古学博物館に収蔵されている=カイロのエジプト考古学博物館で2017年7月24日、篠田航一撮影

 英語のペーパー(紙)の語源は、ナイル川に自生する「パピルス」(カヤツリグサ科の水草)だ。古代エジプト人はこの茎を薄く割いて縦横に並べ、のりを加えたり乾燥させたりして、現代の紙に似た素材を作り上げた。羊皮紙などと共に重要な筆記手段だった。

 2013年、エジプトの紅海沿岸の港町ワディ・エルジャルフで、史上最古のパピルスが見つかった。ギザの大ピラミッドで有名なクフ王(在位・紀元前26世紀)に仕えたメレルという人物の記した文書で、ピラミッドを造る過程が記されていたのだ。

 メレルが率いたチームは200人。ナイル川沿いの町トゥーラの石切り場から石灰岩を切り出し、船で建設現…

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