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待ったなし

続く白鵬1強時代=武藤久

 豪華番付がまた看板倒れに終わった7月の名古屋場所。優勝した白鵬はいつもの場所とは一味違って見えた。若手には相撲にさせない取り口、かと思えば13日目の高安との一戦ではかち上げこそかわしたが、のど輪や突き押しで攻め最後は厳しい右のおっつけで土俵上に押し倒した。

 ある元横綱はあきれたように感心した。「馬力の高安に馬力勝ちして見せたのには驚いたよ。(若手に)はたいたり引いたりしたのは横綱相撲ではないという声もあるみたいだが、力の差があるからできるんだ」。確かに負けない横綱、強い横綱を見せた場所だった。

 大相撲の記録では優勝回数、勝利数、連勝に価値があるという。優勝回数は39回となって2位の大鵬の32…

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