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声なき証言者

戦後72年・鳥取/下 米子の掩体 文化財指定し次世代へ /鳥取

県道沿いの茂みに残る掩体。所々ひび割れも生じ、老朽化が進んでいる=鳥取米子市で、小野まなみ撮影

 米子市大篠津町の県道沿い。生い茂った木々に隠れるように、かまぼこ状の「掩体(えんたい)(壕(ごう))」がひっそりと建つ。コンクリートには所々ひび割れが目立つものの、幅約20メートル、奥行き約12メートル、最も高い場所は4メートル以上と迫力がある。

 掩体は太平洋戦争時、軍用の飛行機を敵の空襲から守るために造られた格納庫だ。旧海軍航空隊美保基地があった現在の航空自衛隊美保基地(米子空港)周辺にも建設され、中にはわざと上空から見えやすいようにし、別の場所に隠した機体を守る「擬装用」もあったという。医療施設や通信基地になったものを含め、米子、境港両市には現在、分かっているだけでも18基が残っている。

 全国に1000基以上あったとされるが、実態は分かっていない。ただ、鳥取ではこれらの建設に強制連行さ…

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