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忘れゆく国で

戦後72年/4 72年後、閉塞と排斥 「自国第一」都議選候補、ネット通じ「ヘイト」共感

東京都議選の演説で「日本人の権利を第一に考える」と訴える岡村幹雄さん(奥)。落選後も党の活動に参加している=東京都八王子市で2017年6月24日、和田大典撮影

 初めての選挙に臨むため、駅前に借りた短期賃貸マンション。6月上旬、東京都議選八王子市選挙区での立候補が決まっていた岡村幹雄さん(60)が、私を柔らかな物腰で迎えた。「自分が候補に選ばれるなんてびっくりしました」

 岡村さんは日本郵政を定年退職した翌日の今年4月1日、誕生間もない日本第一党に入った。党首は、差別をあおるヘイトスピーチを各地で先導した「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元会長(45)だ。

 米国のトランプ政権をはじめ、海外では排外主義の嵐が吹き荒れる。戦後、植民地支配などへの反省から共生…

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