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「平成29年度宇都宮市民シティプロモーション支援事業」(宇都宮ブランド推進協議会主催)に、宇都宮大学の学生たちが運営する「とちぎキャンパる倶楽部」の事業提案が選ばれた。9団体(学生団体4団体、事業者5団体)から応募があり、そのうち5団体(学生団体1団体、事業者4団体)が、支援対象団体に決定した。
この事業は、宇都宮ブランド戦略指針に掲げる「市民の誇りの醸成」と「市外からの憧れ(来訪意欲)」を促進するため、市民自らが新しい視点で宇都宮の魅力を発見・発信することを目指し、波及効果が期待できる活動を支援するというもの。支援対象団体には補助金が支給される。
とちぎキャンパる倶楽部は、宇都宮大に昨年度新設された地域デザイン科学部でスタートした毎日新聞社との提携講座「地域メディア演習」(前後期)の履修経験者を中心に組織。履修者は毎月掲載される毎日新聞栃木県版の「とちぎキャンパる」の紙面作りに取り組んでいる。
今回の事業では、学生目線で宇都宮の魅力が詰まった1話完結型のドラマを5~10本制作する。市内の名勝地・スポットの一部を写真で切り取り、ストーリー性を持たせたクイズ形式にしてアピールする。各作品は1~5分のショートショート動画を想定。コンテも監督も原則学生が担い、出演者も学生と同大の教職員などに限定するなど「学生色」を徹底する。
メンバーには他県出身者も多く、新しい視点から宇都宮の魅力を再発見・発信していくことが期待される。第1話は10月に公開予定で、学生たちは夏休み返上で制作に取り組んでいる。【内山勢】