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ベネズエラ

政権、三権掌握 進む独裁体制

 【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラの制憲議会は18日、国会の立法権を剥奪し、制憲議会に付与する布告を了承した。これで野党系が多数派の国会の機能は失われ、マドゥロ政権による行政、司法、立法の三権支配が固まり、独裁体制が一段と進んだ。

     布告は制憲議会に立法権を付与する理由として「平和、安全、主権、経済、金融、国有資産、人権を確実に守るため」と説明。政権に批判的な野党の存在が国の安定を脅かしていると主張した。

     米国や欧州連合(EU)、周辺の中南米諸国は今月4日に発足した制憲議会を強圧的と批判し、承認していない。国会は前回の議会選挙で野党が過半数を制した2015年12月以降、最高裁がその正当性を認めず、立法府としての機能を停止される状態が続いていた。

     一方、ベネズエラ紙ナシオナルは、政権批判を公言して更迭されたオルテガ前検事総長が18日未明、秘密裏にモーターボートで夫と共に出国し、オランダ自治領アルバを経由してコロンビアに入国したと報じた。オルテガ氏は6月に最高裁から出国禁止命令を出され、夫のフェレル国会議員には恐喝容疑で16日に逮捕状が出ていた。反政府勢力の弾圧を強めるマドゥロ政権下で身の危険を感じ、避難したとみられる。

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