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記者の目

JR脱線事故 3元社長無罪確定=田辺佑介(阪神支局)

「組織罰」の議論進めよう

 乗客106人が死亡した2005年4月のJR福知山線脱線事故(兵庫県尼崎市)で、業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本歴代3社長の無罪が確定した。事故から12年。最高裁は6月、経営幹部が事故の危険性を認識するのは困難だったと結論づけ、誰も刑事責任を負わない結末となった。遺族はJR西の責任を問い続けたが、日本の刑法では個人を通じてしか企業を裁けない。公判では3社長各個人の過失の有無が焦点となり、問われるべき企業責任の追及が脇に置かれた感がある。遺族らが提案する「組織罰」の導入を真剣に議論すべきだ。

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