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学校から

第2部 中国共産党大会を前に/3 入試のため移住決断 北京追われる中産階級

中国の有名大学の一つ「清華大」は夏休み中、学内見学の親子連れが校門に行列を作る=2017年8月16日、河津啓介撮影

 中国の北京や上海は大気汚染、慢性的な渋滞などの「大都市病」が深刻だ。そのため、習近平指導部は農村から地方都市への人口流入は容認しながら、北京や上海の人口は厳しく抑制する都市政策を進めている。

 「北京に来て12年間、仕事も子育てもここで頑張ったけれど、仕方ない」

 北京の会社員、辺琳琳さん(37)は数年後、一人娘と夫の実家である山西省へ移住する決断をした。河北省出身、大学卒業後に北京へ。2007年に結婚し、夫婦そろってIT企業に勤め、北京にマンションを購入した。12年に生まれた娘は幼稚園児。中国経済をけん引する新たな中産階級だ。

 辺さんが北京を去る理由は、将来の娘の大学入試のためだ。毎年6月にある中国の大学統一入試「高考」は、…

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