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美・BEAUTY

ヘッドマッサージ ツボ刺激、夏の疲労を回復

 夏も終盤。体には蒸し暑さや冷たい食べ物で、知らず知らずのうちに疲れがたまっている。自分で手軽にできる頭のマッサージで、身も心もすっきりしたい。

     「夏の終わりは疲れが出やすい時期です」。日本ヘッドセラピー協会(東京都新宿区)代表の西川聡さん(41)によると、寝苦しさから睡眠の質が落ちたり、汗をかいて脱水状態になったりする一方、水分を取り過ぎてむくむことも。頭を触ると分かるそうだ。

     西川さんは名門ホテルの理容室で修業後、2005年に協会を設立。理容師が習うマッサージをベースに顧客が喜ぶ反応を研究した独自のセラピーを広めてきた。

     頭のカッパのお皿に当たる部分は筋肉がなく自分では動かせないが、頭には数多くのツボがある。刺激することで、全身の血流をよくしたり副交感神経を活発にしたりして疲労回復が期待できるという。

     冷たい食べ物で疲れた胃腸を癒やすには、前髪の生え際に親指以外の4指を並べ、頭の正中線(体を左右対称に分けた時の中心線)に向けてぎゅっと10秒押し寄せる。力を抜く時はゆっくりと。指をずらし、両耳を結んだ線と正中線の交わる所にある万能とされる頭頂付近のツボ「百会(ひゃくえ)」に向かって同じように押していく。腕が疲れないよう机にひじをついてもいい=[1]。

     ポイントは指を立て、爪は立てない。髪をかきわけ指の腹で直接頭皮に触れる。呼吸は止めず、力は最大でも「痛気持(いたきも)ちいい」程度に。

     疲れでたるみが出た肌には、親指の付け根のふっくらした部分を左右の耳の上部に置き、2時、12時、10時の方向にそれぞれ10秒ずつ引き上げる=[2]。歯の「かみしめ」が続いた後の筋肉を緩める効果もあるという。

     オフィスでは消しゴム付きのペンを活用してもいい。鉛筆の持ち方で2本握り、ゴム部分で後頭部の頭と首の境目をまばらに突いていくと、強い日差しによる眼精疲労の緩和が期待できる=[3]。同じ場所を寝る前に刺激すると不眠改善に。横たわって指を立てた手を頭の下に片手ずつはさみ、頭の重みでツボを10秒押す=[4]。押すとへこむ頭皮用クッションブラシは手の力が弱くてもやりやすい。おでこの中心に当て、正中線に沿って後頭部まで真っすぐ引く=[5]。左右にずらし、同じように後頭部まで滑らせる。

     「場所を選ばないところがヘッドセラピーの利点。家族や友人同士でもやって、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」と西川さんは勧める。

     オイルを使ってもいい。花やハーブの芳香成分を抽出した精油は香りの癒やし効果も期待できる。ハーブとアロマテラピー専門店「生活の木」のセラピスト、阿部しずか・原宿表参道店店長は「朝やれば活性化し夜やればリラックスできる。眠りも覚醒も助けてくれる」と話す。夏の疲れには涼やかなクールダウン系の精油がお薦め。ペパーミントやローズマリーは消化促進、ラベンダーは鎮静やリラックス効果があり、レモンは血行をよくして活力を与えてくれるという。自分が心地よいと感じる香りを選ぼう。

     頭に使う時は、化粧用のセサミオイル、オリーブ油、ツバキ油などベースオイル10ミリリットルに対し精油1滴(0・05ミリリットル)をブレンドし、500円玉大を手に取る。そのまま寝る時は少なめで。原液は絶対に直接肌につけない。市販されているアロマオイルの品質は多様で人工香料を使う物もあるので、天然精油を好む人は日本アロマ環境協会などの認定がついている物を選ぶといい。【稲田佳代】=次回は「食」です

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