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「戦争の世紀」研究

現代史と国際政治の視点から/29 独ソ開戦 対枢軸「大同盟」促す

独ソ戦で破壊されたソ連軍戦車の残骸=1941年10月

米、英国防衛のためソ連支援へ 対日政策にも「重大な結果」

 1940年11月、ソ連のV・モロトフ外相は英国と交戦中のナチスドイツを初めて訪れ、A・ヒトラーと会談した。日独伊の枢軸陣営とソ連を結ぶJ・リッベントロップ独外相の「四国協商」が提議されたが、I・スターリン腹心のモロトフはヒトラーが嫌ったバルカン半島での勢力圏確保を譲らず、半月後の独政府宛て外交通牒(つうちょう)で改めて繰り返した。<通牒を受け取って一カ月もたたずに、ヒトラーは、いわゆる「バルバロッサ作戦」準備の命令を下した>(ジョージ・F・ケナン『レーニン、スターリンと西方世界』未来社)

 ヒトラーは対ソ戦の準備を翌41年5月に完了させるよう命じた。<彼は(同盟国)日本にはこの秘密を決し…

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