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記者の目

72年後の夏 「戦争」を語り継ぐ=二村祐士朗(山形支局)

小山田ゑいさん(右)は生まれ故郷の福祉施設に入所している。戦死した夫からの手紙を娘の扶二子さんが差し出すと、静かに視線を注いでいた=山形県米沢市内で6月22日、二村祐士朗撮影

体験の忘却にあらがう

 「8月15日」をもって、太平洋戦争は終わったわけではない。1945年8月28日、沖縄県糸満市の真栄里(まえざと)の丘。山形市に本部を置いた陸軍歩兵32連隊(霞城(かじょう)連隊)は軍旗を焼き、米軍に投降した。3000人以上いた兵隊は約3カ月の戦いで100人足らずに減っていた。部隊は東北や北海道で召集された人で構成されていた。山形県によると、戦死した同県出身者は776人。初任地の盛岡支局から昨年10月に山形支局に着任した私(27歳)は、約1800キロも離れた山形と沖縄がつながっていたことに驚いた。

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