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よくわかるニュース

8月のニュースファイル4(2017年10月号より)

■38年ぶり野生カワウソ、絶滅種の生き残り?

     長崎県・対馬で野生のカワウソを撮影したと琉球大学の伊沢雅子教授(動物生態学)が8月17日、発表しました。野生の撮影は1979年に高知県須崎市でニホンカワウソが撮られて以来、38年ぶりです。

     今回のカワウソの映像は2月に撮影したもので、残されたふんをDNA型鑑定*した結果、少なくとも2匹いる可能性があるとわかりました。朝鮮半島から海を渡ってきたユーラシアカワウソか、絶滅したニホンカワウソの生き残りか--。今後、環境省が調査を進めます。

     ニホンカワウソは乱獲や河川のよごれ、護岸工事で減り、2012年に絶滅が宣言されています。

    *DNA型鑑定……細胞のDNA(デオキシリボ核酸)をつくる4種類の化学物質のならび方を調べること。

    カワウソ

     イタチの仲間。世界に13種類おり、水辺で魚などを食べてくらす。ニホンカワウソはかつて全国にいたが、しだいに姿を消し、1965年に国の特別天然記念物に指定された。

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